バイクでサーキットを走行するのは一部のイケイケなライダーができることで、自分には関係のない世界だと思っていませんか?
かつては腕に覚えのあるライダーしか入ることが許されないような敷居が高い場所でした
今は初心者向けの講習会も多く開催されており、サーキット走行初心者にも開かれた場所になってきています
それでもイメージが定着しているため、敷居が高いと感じるライダーも多いでしょう。私もその一人でした(;^ω^)
しかし人生は一度きり、駄目なら止めておけばよいだけなので、思い切ってやってみよう!と挑戦してみたところ見事にハマってしまいました(⌒∇⌒)
結論、やってみて良かった。の一言です
もう一歩が踏み出せないライダーさんの気持ちは良くわかります。特に中年以降の方は、家庭があり、職場での立場もあり、時間的な問題もありますよね・・・
でも、それらの課題をクリアしてやるだけの価値はあると思いますので、迷っているライダーさんは参考にご覧になってください
バイクをクローズドコースで楽しむ意義
これまで私が実践してきたバイクの練習は次のようなものがあります
- ワインディングでライテク本に書いてあることを試してみる
- 先輩ライダーに質問する
- ライスクに通って練習する
- 近所迷惑にならない空き地で走ってみる
- 街乗りや峠で再確認する
主にこれらの繰り返しで、一定の効果はあるにはあったのですが、やはり公道で無茶な運転をするわけにもいかず、ライディングスキルを磨くにせよ、確認するにせよ限界があります
特に、ワインディングはどうしても山の方面の峠道になってきます
例えば
- ブラインドコーナーは先が見えないので危険(センターを超えてしまう、または超えてくる車がいる)
- 落ち葉や小石、砂利で滑る
- 動物(サル、タヌキ、シカ)さんが急に現れて慌てる、または死骸が転がっている
などの危険に遭遇してヒヤッとしたことが多々ありました
大した練習にもならないのに、これだけのリスクを取るのは割に合いませんよね(;^ω^)
ということで、自分には縁のない場所だと決めつけてきたサーキットですが、思い切ってに行ってみることにしました!(ここまでくるのに長かった・・・)
サーキット場はいわゆるクローズドコースですので
速度制限がない ➡オービスに怯えながらアクセルを回す必要が無い
対向車はいない ➡広い道幅フルに使って思い切りバンクさせても大丈夫
コースがテクニカル ➡自分のスキルとバイクの性能を確認することができる
この様に、公道では何年経っても体験できない環境が整っていますので行く価値は十分すぎるほどありますよね
あと必要なのは
- サーキット走行に必要な装備
- サーキット走行するバイクの準備
- やっぱり止めておこうとする自分のケツを蹴ってやるもう一人の自分
くらいでしょうか(⌒∇⌒)
初心者が走行できるサーキット場を探す
サーキット走行を思い立ってはみたものの、全くの素人が走れるサーキット場はどこなのか?
ここでまずつまずきますよね(;^ω^)
多くのサーキット場ではライセンス講習に参加することが義務付けれれており、その後走行レベルに合わせて走行枠を予約する、というのが一般的です
その中でも特に初走行のライダーや初心者の枠(先導走行付きであったり、追い越し禁止であったりします)が用意されていることもあるので、そのタイミングで参加するのもありです
それでも不安がある場合(私はそうでした)は、初心者向けの体験走行会が開催されるサーキットを探して申し込むのが最も敷居を下げた状態になるかと思います
体験走行会であれば、先導走行があるので、どこをどうやって走ればいいのかわからん(;^ω^)
といった不安も解消されますし、ちょっとしたワンポイントレッスンなんかもある場合もありますから初走行にはピッタリではないでしょうか
そもそも、その体験走行に申し込んでくる方たちはみんな初心者なので、一緒に走行することに不安が無いのも大きなポイントです
常連さんやベテランライダーに遠慮したり、恐ろしい思いをすることがありませんからね(⌒∇⌒)
お近くのサーキット場のホームページを見たり、直接事務局に問い合わせるのも良いかと思います
いずれにせよ行動することで色んなことが動き出すのは確かですから!
幸田サーキット初心者体験申し込み
初心者向けに体験走行会を実施しているサーキットを探していたところ、愛知県岡崎市にある幸田サーキットさんで、比較的敷居の低い「マイバイク走行会」なるものを発見!
サーキット場を走行するには、普通はレーシングスーツ(つなぎ)やブーツ、場合によっては脊椎ガードや胸部プロテクター等が必要になることが多いのですが、マイバイク走行会の初級コースではツーリング装備での走行も認められているので大変珍しいです
つまり、それくらい敷居が低いですよ、ということですので、とても取っつきやすいですね(⌒∇⌒)
ビビりな私には大変ありがたいです
さらに初心者向け講習があり、コースの説明と走り方の指南もあるとのことで早速申し込み!
2022年4月13日(快晴)
初のサーキットにかなり緊張しながら到着
ちなみに、サーキット走行を本格的に始めるために、ZX-9RからYZF-R7に買い替え!
しかもトランポとしてステップワゴンも購入!
もう後に引けない状態です(;’∀’)
参加者が増えてくるにつれテンション上がりまくり&緊張感MAX!
転倒せず走行できるか不安しかない・・・
サーキット体験走行
体験走行の流れは次のとおりでした
- サーキット運営者の方から注意事項と説明
- フラッグの意味
- 走行上の注意
- コース内を歩いて走行上のポイントをレクチャー
- 先導車つきで体験走行
- 慣れたころにフリー走行
とザックリこんな感じで終了
走行後にコース内で記念撮影
なんとか転倒せず、無事に走り切れました
走行のポイントを教えてもらえたこと、先導走行があったこと、全員がほぼ初心者であったことなどもあって落ち着いて走行できました
やはり初体験なので、これくらいハードルが低いと助かりますね!
終わってみれば充実感でいっぱいでした
公道や普段の街乗りでは体験できないことばかりで大満足です!
サーキット体験走行の効果
結論、やって良かった!!!
何が良かったかというと
- 対向車はいない、こけても比較的安全な場所で思い切り走れる
- 公道では試せないバイクの性能を試せる(まだ1割も引き出せてませんが・・・)
- 上手い人の走りを目の当たりにできる
- バンクさせる楽しさに目覚める
- まだイケてない自分をしっかり自覚できる(;^ω^)
- タイムという数値化した指標がある
などなど数え上げればきりがありません
ライディングスクールに初参加した時と同様、もっと早く体験しておけば良かったと悔しい思いしかありませんでしたが、この世界を知ることができて本当に良かったと感動しました
正直恐ろしいとか、怖い、という思いはまだまだありますが、それ以上に面白い、楽しい!という感情の方が上回ります
これからのバイクライフを激変させるには十分な体験となりました!
結論
もっとバイクをうまく乗りたい!
もっと練習したい!
この歳(アラフィフ)でこんなに興奮して熱中できるものに出会えるとは思ってもいませんでした
これからもライテク向上に向けて前進あるのみです!
迷っているあなたも、お近くのサーキットで体験走行会を検索してみてはいかがでしょうか?
思い切って行動することで何かが変わるのは請け合いです(⌒∇⌒)
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