バイクを上手く乗りこなしたい!
一度はサーキット走行してみたい!
でも速いライダーと一緒に走るのはちょっと・・・
転倒したら自分もバイクも大変・・・
といった具合で、バイクでのサーキット走行に興味があるけど実際に行く勇気がないライダーも見えるかと思います
ましてやアラフィフともなると、もはや諦めの境地・・・
そんな私と同じような状況のライダーにとって参考になればと思い記事を書いております(⌒∇⌒)
最後まで見ていただければ少しは疑似体験を通して、なかなか踏み出せない一歩が踏み出しやすくなるかと思いますので、どうぞご覧ください
いきなりサーキット走行するのは誰しも不安がある
ふつうのライダーは、二輪免許を取得し、街乗りに慣れ、ソロツーリング、マスツーリングを楽しむのが一般的かと思います
スポーツ走行に興味のあるライダーは峠に向かい、ワインディングを楽しむでしょう
そんなバイク生活の中でふと
もっと上手にバイクを操りたい、深いバンクで膝をすってみたい等の思いにいたることもあるかと思います
ここまでくると、公道で試すには限界があるので、安全にスポーツ走行ができるサーキットが最適解となってきます
しかし、いざサーキット走行をするとなるとなかなかにハードルが高いと感じるはずです
- まず情報が少ない(周りにサーキット走行をしているライダーが少ない)
- ライディングスーツやブーツなど装備にお金がかかる
- 近くにサーキット場がない
これらのハードルを一つづつクリアしてやっとサーキット走行にいたるわけですが、ここで次のハードルが現れます
「他のライダーが速い、すごい、ビビる」です(;^ω^)
今回は、このハードルを越えるために手助けをしてくれる初心者向けスクールに参加してきましたので、その内容をお伝えします
初心者向けライディングスクール
今回お世話になったスクールは AirPlantsが開催する初心者向けライディングスクールです
AirPlantsさんでは、ミニバイクを使用した基本レッスンの Moto Basic Lesson と今回のようにサーキット走行でレッスンを行う Moto Advanced Lesson があり、私が参加したのはアドバンスの初級編です
以前にMoto Basic Lesson に参加して基礎の部分を教えていただいたことがあり、とてもためになった経緯があります
主催の佐藤太紀選手は人柄も良く、指導も親切で理解しやすく、それでいて専門的で納得できる内容であったのを覚えています
プロの指導を受けて即実践する効果
令和5年7月
スパ西浦モーターパークでの走行は2回目で、前回は Ninja Green Trial でお世話になりました
指導は少人数制で行われ、今回は5名の参加者でした
ちなみに私のZX-25Rは一番排気量が小さいので、遠慮がちに(全力でもついていけませんが(;^ω^))後ろのほうから参加しました
まずはミラーを取り外し、テーピングして転倒時の対策を行います
自宅からスパ西浦までは2時間弱かかりますので、自走する気力はありませんし、アクシデントがあっても帰宅できるようトランポで参加です(ここだけはいっちょ前ですね)
レッスンはまず、佐藤選手の先導についていき理想のライン取りを覚えます、ちなみに佐藤選手はスパ西浦のコースレコード保持者というすごい人です!
続いて自分の走行に佐藤選手が追走し、走行動画を撮影してもらえます
呼ばれたらピットインし、後ろから見た改善点をレクチャーしてもらえ、再度出走してリトライできます
指導を受けてすぐ実践できるのは大きいです、覚えておいて後日実践では効果が薄いですからね
休憩時間には走行動画を見せていただきさらにアドバイスがもらえます
自分の走行状態を見ることはないので、俯瞰的に見ることで出来ていないこと
- 伏せているつもりでもまだまだツーリング的であること
- 腰をずらしているつもりでも大してずれていないこと
- かなりバンクしているつもりでもまだいけること
- 切り返しがもっさりしていること
などが良くわかりました
これはピットから出走開始のシーンです
今回のレクチャーでは次のような指摘がありました
- ステップの根本をしっかり踏む
- 直線ではしっかり開ける
- ブレーキングでは腕が伸び切らないギリギリのところまで体を起こす
- 腰をずらしたままブレーキングとシフトダウンして曲がる姿勢を作ったままブレーキリリース(テンポが遅いと10m以上進んでいってしまう)
- バイクの真ん中に座っている時間はほとんど作らない
などでした。
映像で見るとほとんど真ん中に座っていることに驚きました・・・
まだまだこれからですね(;^ω^)
サーキット人権とは?
休憩時間に佐藤選手が言っていた「サーキット人権」というのが印象的でした
サーキット人権のないライダーは
- 他のライダーに遠慮してすぐに道を譲る
- 恐ろしくて理想のラインを空けて走る
- 自信がないので抜くことができない
といった状態におちいるそうです
「まさに今の自分のことですやん!」
このような状態では楽しくないので、しっかり腕を磨いて人権を得ましょう!そのために手助けしますね、とのことでした
「はやくサーキット人権がほしい~!」
まとめ
サーキットレッスンでは、一人で走ってると気づけないことを指摘してもらい、今後に活かせることが貴重ですね
課題は多くみつかったので、あとは数をこなしてクリアしていくこと、そしてサーキット走行に慣れていくことに専念していきたいと感じました
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